寒川神社へお宮参りに行ったときの記録です。
お宮参りをするタイミング
男の子は生後31~32日目、女の子は32~33日目にお参りするのが慣わしとされているお宮参りですが、赤ちゃんとお母さんの体調や天候などを考慮して無理のないスケジュールにするのがよさそうです。
11月後半に産まれた息子の場合は、一年で最も混雑している年末年始を避け、生後2か月ごろの1月半ばに行くことにしました。
当初は両家の祖父母にも声をかけて日曜日に行く予定でしたが、悪天候のため断念。平日に夫と息子と三人で行ってきたのですが、これが大正解でした。
車で行く場合は時間に余裕をもって
なぜ平日にして正解だったかというと、平日でも混んでいたからです…。
お正月は避けたのになぜ?と思いましたが、どうやら厄除けは節分(旧暦のお正月)までに行うのが適しているとされるようです。なので、混雑を避けるのであれば節分が終わってから行くのが本当の正解かもしれません…。
※我が家の場合は息子がふくふくと育ち、抱っこがかなり重くなっていたのであまり後ろ倒しにしたくありませんでした。
結果混んではいましたが土日祝日に大人数で行くよりは身動きが取りやすくまだ良かったかなと思います。
さて。当日は朝10時前に到着しましたが、駐車場に入るまでに列ができていました。
第一~第三駐車場まであり、出たり入ったりと動きもあったので停められないことはありませんでしたが、車で向かう場合は時間に余裕をもっておくことをおすすめします。
当日の流れ 授乳は?記念撮影時の服装は?
お宮参りが産後初めての長時間の外出という方も多いのではないでしょうか。
はじめての子連れでの外出、さらには一番寒い時季ということも重なり、当日どのように動けばよいか、ネットで検索しイメトレする日々でした。
我が家は車で行くことにしたので、
①車で授乳・おむつ替え
↓
②記念撮影
↓
③御祈祷
の三部制に分け、車を拠点として行動することにしました。
①車で授乳・おむつ替え
駐車場に到着したら、まずは車内で授乳ケープを使って授乳。
順調にいけば、次の授乳時間までにすべての行程を終えることができるかなと考えてのことです。
※1ヶ月検診までは外出する機会もあまりなく、お家での授乳がほとんどですよね。もしお宮参りで初めて授乳ケープを使おうと考えている方は事前におうちで試してみることをおすすめします。(咥えさせるのに苦戦しました)
授乳後、おむつ替えです。
普段は新生児サイズを使っていますがサイズアウト目前だったこともあり、余裕をもってワンサイズ上のSサイズを付けました。
このタイミングで大人も交代でお手洗いへ。境内まで行かなくても、レストランKoyoと第3駐車場(こちらは仮設)にトイレがあります。
※御祈祷の順番を待つ間に、授乳・オムツ替えをすることも可能です。
ご祈祷待合室に個室型の授乳室、mamaroが設置されていました。
(オムツ交換は御手洗いのベビーベッドでするよう案内が貼ってあります)
②すぐに撮影できる準備をして、記念撮影
撮影が終わったら一度車に戻ってくることにして、すぐに撮影ができる格好・最低限の手荷物で撮影に向かいました。
【撮影時の息子の恰好】
防寒対策として今回おくるみとジャンパースーツを用意していましたが、まず撮影では写真に写りこんでも目立たない白いおくるみを。
肌着 + ベビードレス + おくるみ + 祝着(レンタル)です。
購入した商品は売り切れでしたが、↑こちらもかわいいです |
【撮影時の大人の恰好】
極暖ヒートテック+貼るカイロで防寒対策をしていたので、コートは車に置いて行きました。(あまりにも寒ければ撮影時も着るつもりでした)
妻:黒いニットワンピース(授乳服)
夫:黒スーツ です。
妊娠中からライトベージュを愛用していて、お宮参り用にブラックを買い足しました |
三脚を使用して自分たちで撮りたかったので、参拝する方々の邪魔にならないよう場所を選び手早く撮影しました。
撮影した写真がこちらです。


③御祈祷
一度車へ戻り、三脚・カメラ・祝着・白いおくるみを片付けます。身支度を整え、オムツやお着替え・ミルクなどが入ったマザーズバッグを持って、客殿へ向かいます。(手水所は御祈祷の順番がきたら案内してもらえます)
【御祈祷時の息子の恰好】
肌着 + ベビードレス + ジャンパースーツ + 抱っこ紐
【御祈祷時の大人の恰好】
先ほどの恰好 + コート
わざわざおくるみとジャンパースーツの2種類を用意した理由は、
①写真撮影は白いおくるみがいい(雰囲気重視)
②抱っこ紐を使うときはジャンパースーツがいい(ごわつかない)
③車で行くため手荷物を厳選する必要なし
以上3点です。
いよいよ御祈祷へ向かいます。
まず客殿で受付をするのですが(予約不可)この日は混雑のため室内に入れずしばらく外で並びました。
防寒対策は必須ですね…。
室内に入れたら記入台で申し込み用紙に必要事項を記入していきます。(記入例が設置してあります)
記入し終えたら受付の列に並び、受付→初穂料を納める、という流れになります。
初穂料はお宮参りの場合、5,000円からと決まっているようです。金額により、授与品が異なります。
御祈祷料は5,000円以上よりお受けしております
5,000円以上(お食い初めセット3組、御守、記名板剣神札、御神供)
- 神札にはお子様のお名前を記名します
- 御守は男子は緑色、女子は桃色となります
10,000円以上(お食い初めセット5組、御守、記名板剣神札、御神供、絵馬)
寒川神社HPより
- 神札にはお子様のお名前を記名します
- 御守は全て白地に金系となります
受付後、客殿2階にある御祈祷待合室で順番がくるのを待ちます。この時間でお手洗いやおむつ替え・授乳をすることが可能です。
順番を呼ばれたら、拝殿へ。途中にある手水所で身心を清めます。
寒川神社の拝殿は靴を履いたままベンチに座って御祈祷を受けられ、正座をする必要がありません。
妊娠中の方や小さなお子さん、お年寄りの方にも優しいですね。ちなみに、216名が一度に着席できるそうです。
御祈祷が終わったら入口とは反対側にある扉から出て、授与品をいただいて、終了となります。
※安産祈願の際には、御祈祷を受けた人のみ入苑できる神嶽山神苑の入苑チケットがもらえましたが、今回はありませんでした。どうやら冬季は閉苑しているみたいです。(令和5年は3月上旬に開苑)
祝着はレンタル
スケールをレンタルした実績があるダスキンさんで祝着をレンタルしました。
ダスキンさんのいいところは電話して店舗まで取りに行けるところです。
※もちろんネットでも手配できます。
悪天候の場合は日程が変更になるかもしれない旨を予約時に伝えたところ、当日電話をもらえれば日程変更・キャンセルも可能ですと言ってもらえて安心しましたし、良心的だなと思いました。
撮影の時だけ着て、写真を撮り終えたらすぐ外しましたが、汚れても大丈夫と言ってもらえたことも安心材料のひとつでした。
元気に行って帰ってこられたら100点
抱っこ紐で御祈祷ってアリなのかな?と最初は悩みましたが、初めての子連れでのちょっとした遠出。
無事に帰ってこられたらそれで100点満点という気持ちで臨みました。
なので、晴れ姿はしっかり写真におさめつつあとは普段着(ちょっとおめかし)+抱っこ紐。
過度に気にしすぎる必要はありません。
産後間もないお母さんの身体と外気浴もまだまだこれからのあかちゃん第一優先で。
思い出に残る素敵なお宮参りができますように。